書誌事項

規制改革で何が変わるのか

八代尚宏著

(ちくま新書, 1024)

筑摩書房, 2013.8

タイトル読み

キセイ カイカク デ ナニ ガ カワルノカ

注記

参考文献: p187-188

内容説明・目次

内容説明

規制改革は「格差を拡大させる」という常識が日本に蔓延している。規制で守られているのは「弱者」であり、市場競争に晒せば弱肉強食の社会になってしまうというイメージがあるためだ。しかし規制は真に「弱者」を守っているのか。特定産業を保護することは、本当に公平なのか。本書は労働、農業、医療、介護・保育、教育、都市・住宅の争点を、肯定派/否定派の対立点から読み解いていく。そこから対立を超えた競争と成長のビジョンを示し、日本の未来を明晰に解き明かす。

目次

  • 第1章 労働市場の規制改革—企業への規制は雇用を守るか
  • 第2章 農業の規制改革—関税徹廃は日本農業を破壊するか
  • 第3章 医療の規制改革—患者の利益をいかに尊重するか
  • 第4章 介護・保育の規制改革—社会全体でどう担うか
  • 第5章 教育の規制改革—市場競争は教育を阻害するか
  • 第6章 都市・住宅の規制改革—土地の高度利用はどう進むか
  • 第7章 規制改革を推進するために

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示
詳細情報
ページトップへ