尾形亀之助の詩 : 大正的「解体」から昭和的「無」へ
著者
書誌事項
尾形亀之助の詩 : 大正的「解体」から昭和的「無」へ
思潮社, 2013.7
- タイトル別名
-
The poetry of Ogata Kamenosuke
- タイトル読み
-
オガタ カメノスケ ノ シ : タイショウテキ カイタイ カラ ショウワテキ ム エ
大学図書館所蔵 件 / 全11件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p182-183
内容説明・目次
内容説明
独特の魅力を放つ亀之助の詩群を構造分析し、その知性と批評性に真正面から切り込む。詩人の戦略を解き明かし新たな位置づけを与える、画期的詩論。
目次
- 序論 「尾形亀之助」という立ち位置
- 1 『色ガラスの街』—大正的解体過程の共時的現われ(メルヘン的詩と詩の産出の場としての「部屋」;未来派の書き換え;「アナロジイ」と商品化する詩;尾形亀之助の気象学;顔・侵入者・「日本的なるもの」)
- 2 『雨になる朝』そして『障子のある家』—「部屋」の言語化と「無」の露出(「超現実的」詩と風景の回帰—『雨になる朝』について;「ありふれたこと」の回帰;ハイデガー的指し向け構造とその壊乱;風景に於ける「無」の現われとしての「昭和的なるもの」)
- 結論 「その次へ」
「BOOKデータベース」 より