新幹線とナショナリズム

書誌事項

新幹線とナショナリズム

藤井聡著

(朝日新書, 419)

朝日新聞出版, 2013.8

タイトル読み

シンカンセン ト ナショナリズム

大学図書館所蔵 件 / 81

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p212-216

内容説明・目次

内容説明

新幹線はナショナリズムでつくられた。世界に冠たる日本復活のために、いまこそナショナリズムを喚起し、新幹線ネットワークの整備を急げ。新幹線が通っている都市は発展し、通っていない都市は衰退する。ローマも中国も、交通投資をすることによって発展した。新幹線は「豊かさ」をもたらし、さらには精神的結びつきも強くする。経済発展のほかに、私たちが得るものは何か。新幹線で読み解くナショナリズム論。

目次

  • 第1章 ナショナル・シンボルとしての「新幹線」(2011年3月12日:打ちひしがれた日本の小さな希望の灯火;新幹線で全国がつながることで、ナショナリズムが喚起された ほか)
  • 第2章 ナショナリズムとは国民を家族と見なすことである(ナショナリズムとは「国民」を一つの「家族」と見なすこと;ナショナリズムは、国民に安心や安寧を与える ほか)
  • 第3章 ナショナリズムがつくりあげた「新幹線」(「新幹線」と「ナショナリズム」が織りなしたダイナミックな物語;敗戦から10年、焼け野原から立ちあがる日本 ほか)
  • 第4章 「新幹線」がつくりあげたナショナリズム(新幹線をつくる「計画行為」が「国民統合」を導く;ローマをローマにしたのは、徹底的な「交通投資」だった ほか)
  • 第5章 つなげよう、ニッポン!(夢の新幹線構想;先進国では「当たり前」の新幹線「ネットワーク」構想 ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ