満洲におけるロシア人の社会と生活 : 日本人との接触と交流

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満洲におけるロシア人の社会と生活 : 日本人との接触と交流

阪本秀昭編著

ミネルヴァ書房, 2013.8

タイトル読み

マンシュウ ニオケル ロシアジン ノ シャカイ ト セイカツ : ニホンジン トノ セッショク ト コウリュウ

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注記

文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

本書は、当時を知る各国の関係者から詳細な聞き取り調査を行い、また貴重な文献資料をひも解くことによって、戦争をはさむ激動の満洲に存在したロシア人社会の様子と、運命に翻弄された人々の数々の劇的なドラマをたどる。とくにハルビンやロマノフカ村、三河コサック村などに焦点を当て、そこに明らかにされるロシア人たちの日常やその経済活動、信仰生活、満洲国との関係、再移住過程、日本人との交流などから、彼らの細やかな暮らしぶりが多面的に探究される。

目次

  • 満洲国建国時のロシア人の動向
  • 1 満洲のロシア人社会(ハルビンの白系露人事務総局の活動;地方の白系露人事務局の活動;ハルビンのロシア人亡命者たちの一九三三年—露字新聞『ザリャー』の記事から)
  • 2 ロマノフカ村周辺(日本人が描いたロマノフカ村—出会いと表象;旧住民が語る満洲古儀式派村の暮らし;証言によってつづるロマノフカ村の戦後)
  • 3 三河地方のコサック社会(日本人が見た三河コサック村—一九三〇年代〜一九四五年;ロシア側資料に見る三河コサック村の生活;三河地方の製酪消費組合)
  • 4 満洲におけるロシア正教会およびユダヤ人社会(満洲国正教会;ハルビンのユダヤ人社会)
  • 戦後満洲のロシア人

「BOOKデータベース」 より

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