文豪たちの関東大震災体験記
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文豪たちの関東大震災体験記
(小学館101新書, 175)
小学館, 2013.8
- タイトル読み
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ブンゴウ タチ ノ カントウ ダイシンサイ タイケンキ
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注記
主な参考文献: p250-253
内容説明・目次
内容説明
大正一二年(一九二三)の関東大震災直後から、当時の流行作家たちは新聞社や出版社に依頼されて次々と文章を書きました。ラジオやテレビのなかった時代、切迫した状況の中で書かれた文章は貴重でした。この本は、国内外で震災と復興・防災についての講演を続ける著者が、関東大震災当時リアルタイムで書かれた文章を考察していきます。芥川龍之介、泉鏡花、志賀直哉、谷崎潤一郎、山本有三、野上弥生子ほか三二名の文豪たちが、見た、感じた「大都市災害」から見えてくることとは。
目次
- 1章 本所・両国・浅草—河竹繁俊・小泉登美・岡栄一郎・中村吉蔵
- 2章 上野・千駄木・田端—有島生馬・宇野浩二・野上弥生子・芥川龍之介・室生犀星
- 3章 番町・日比谷・田町—泉鏡花・与謝野晶子・島崎藤村・佐藤春夫・木村荘太・山本有三・田山花袋
- 4章 横浜・鎌倉・小田原—西川勉・広津和郎・久米正雄・厨川蝶子・北原白秋・谷崎潤一郎
- 5章 千葉・福井・京都—原阿佐緒・中条(宮本)百合子・志賀直哉・島木赤彦・秋田雨雀
- 6章 流言蜚語・虐殺—小山内薫・里見〓(とん)・菊池寛・内田魯庵・折口信夫・竹久夢二
- 7章 復興・防災—杉村楚人冠・寺田寅彦・永井荷風・平塚らいてう・柳田国男
「BOOKデータベース」 より