義理と人情 : 日本的心情の一考察
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義理と人情 : 日本的心情の一考察
(中公文庫, [み-43-1])
中央公論新社, 2013.7
- タイトル読み
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ギリ ト ニンジョウ : ニホンテキ シンジョウ ノ イチ コウサツ
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注記
「中公新書」 (1969年刊) を「中公文庫」として再刊したもの
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
日本社会の構造や日本人の心情の秘密を解く鍵である義理と人情。しかしその正体をつかむのは難しい。「義理と人情の板挟み」といえば、両者は対立するが、「義理人情を解する」では必ずしもぶつかり合うものでもないだろう。本書では、この二つの心情の形成と変容を丁寧に辿り、日本人とは何か、という問いに迫る。
目次
- 1 「情と共感」の文化—日本的ヒューマニズム
- 2 義理の構造—個別主義的社会の人間関係(義理とは何か;義理的事実と義理の観念)
- 3 義理と人情の文学—『武家義理物語』から『人生劇場』まで(西鶴にみる義理と人情;近松にみる義理と人情;近松以後(1)—浄瑠璃の世界;近松以後(2)—人情本と読本の世界;明治以後—泉鏡花と尾崎士郎)
「BOOKデータベース」 より