潜入ルポ中国の女 : エイズ売春婦から大富豪まで
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書誌事項
潜入ルポ中国の女 : エイズ売春婦から大富豪まで
(文春文庫, [ふ-37-1])
文芸春秋, 2013.8
- タイトル読み
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センニュウ ルポ チュウゴク ノ オンナ : エイズ バイシュンフ カラ ダイフゴウ マデ
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注記
2011年2月文藝春秋社刊に加筆したもの
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
モンゴル人に扮してのエイズ村極秘取材、都市の底辺で蠢く売春婦たちとの接触、華やかなキャリアウーマンの舞台裏、反体制派故に当局から激しい人権侵害を受ける活動家の苦悩の数々…。さまざまな中国女性の置かれた驚愕の実態に、新聞記者としては日本人初の女性北京特派員だった福島香織が鋭く切り込む。
目次
- 第1章 エイズ村の女たち(男の子を産まないと、女は一人前と認められないから命をかけて男の子を産む;売れる体があるのはラッキー。どうせなら都会でいい男に売りたい;男が上に乗っかっているとき目をつぶるの。幼い息子の笑顔が見えるから;超生で罰金をくらったけれど、あの娘を産んでよかった)
- 第2章 北京で彷徨う女たち(私たちに居場所なんてないのよ!ただ、慰める腕がほしいだけ;殺すより売る方がよっぽどいいでしょ;幸せにはなれない。ただ、生活になれていくだけ;私は誇りを買い戻したのよ;結婚しないことへのプレッシャーの方がずっと重い、同性愛より;都会の片隅で、一人ひっそり命を断つ打工妹(出稼ぎ娘)がどれほどいるか)
- 第3章 女強人(女傑)の擡頭(私は「おしん」と性格がすごく似ているの;私の活動の力の源泉は「愛」;「私は民族主義者」と漢語で語るチベット民族主義者;人間は誰もが、ちょっとは障害を持っているのよ;「グッチ・ガール」から「寅女」となりて)
- 第4章 文革世代と八〇后と小皇帝たち(今の知識人はニセモノよ。本当の知識人はもう亡くなってしまった;私は今、水の上に這い上がってようやく世界を見た;一人っ子である身の上に、祖父母の歴史の物語が凝縮されているのよ)
「BOOKデータベース」 より