夢、ゆきかひて
著者
書誌事項
夢、ゆきかひて
白水社, 2013.9
- タイトル別名
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La beauté du contresens et autres textes
夢ゆきかひて
- タイトル読み
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ユメ ユキカイテ
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注記
その他のタイトルは標題紙裏による
参考文献あり
主要著作一覧: 巻末p2-3
内容説明・目次
内容説明
美しい本はみな一種の外国語で書かれている。個人的解釈と翻訳にともなう、意味の取り違えこそが、作品の真実と美に到達する唯一の道である—漱石、中也、小林秀雄から大江健三郎、津島佑子、写真家畠山直哉まで、フランス気鋭の批評家・小説家による、刺激的な日本論。
目次
- 1(前哨の日本小説;薄闇の海のうえで—大江健三郎と津島佑子;大江健三郎の小説をめぐる最初の覚え書)
- 2(交錯する夢々;中原中也—二重の詩人;俳句とエピファニー—バルトとともに、詩から小説へ;寒さ沁みいる花と雪)
- 3(取り違えの美しさ—“私”の小説、私小説、異質筆記;私小説と自伝的虚構—小林秀雄『私小説論』の余白に)
- 4(天災の後で;桜の灰;ひとのこころはひとつにやあらむ;天地創造あるいは黙示録;その続きと終わり—『気仙川』をめぐって)
「BOOKデータベース」 より