さまよえる日本宗教
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さまよえる日本宗教
(中公文庫, [や-56-1])
中央公論新社, 2013.8
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サマヨエル ニホン シュウキョウ
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Note
2004年11月刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
いま日本人の宗教はどこを向いているのか。果たして世界に向かって、きちんと面を挙げているのだろうか—。歴史をさかのぼって日本宗教の過去と現在を再点検し、「さまよえる日本宗教」の諸問題群を摘出したうえで、そのあり得べき着地点を探る力作評論集。
Table of Contents
- 第1章 無教会派の今昔(内村鑑三—武士道とキリスト教;南原繁—政教分離の日本パターン)
- 第2章 漂流する日本宗教(さらば「宗教」—歴史的宗教の賞味期限;「内部告発」の倫理—正義の名による裏切り行為;「靖国」参拝のジレンマ—国民宗教とは何か;ルース・ベネディクトの「日本人の行動パターン」)
- 第3章 歴史と民俗(柳田国男—ロマンの誕生;折口信夫—天然の無頼派;網野善彦—アンチテーゼの魅力)
- 第4章 歴史と宗教(天皇陵と八幡宮;妖星—後鳥羽;狐と珠と舎利—王権の根元;『阿弥陀の胸割』と『百合若大臣』)
- 第5章 科学と宗教(カオスとコスモス;「禁欲」について;「超越」の毒素;私のDNA幻想)
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