大地と十字架 : 探偵Lのニーチェ調書
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大地と十字架 : 探偵Lのニーチェ調書
思潮社, 2013.9
- タイトル読み
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ダイチ ト ジュウジカ : タンテイ L ノ ニーチェ チョウショ
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内容説明・目次
内容説明
自分自身の苦悩、自分自身を苦しめることにも、豊かな、あふれるばかり豊かな快楽があるのだ(ニーチェ)—ニーチェに導かれて探偵Lはヨーロッパ精神の深淵を彷徨う。磔にされたイエスの孤独とは何か?20世紀の廃墟を支えた暴力的欲望とは何か?複層的語りが紡ぎだす挑戦的ニーチェ論!
目次
- 磔刑像連想(サンタ・マリアのフィレンツェ;観光客の眼;磔刑像 ほか)
- 大地と十字架(二重の仮面;危険な神;遺構 ほか)
- 母のいない大地(大地の神は誰か?;Lは石田英一郎を助手として採用する;ザロメにおける「根源的一者」の母性的性格 ほか)
「BOOKデータベース」 より