虫喰う近代 : 一九一〇年代社会衛生運動とアメリカの政治文化

書誌事項

虫喰う近代 : 一九一〇年代社会衛生運動とアメリカの政治文化

松原宏之著

ナカニシヤ出版, 2013.9

タイトル別名

虫喰う近代 : 一九一〇年代社会衛生運動とアメリカの政治文化

虫喰う近代 : 1910年代社会衛生運動とアメリカの政治文化

タイトル読み

ムシ クウ キンダイ : センキュウヒャクジュウネンダイ シャカイ エイセイ ウンドウ ト アメリカ ノ セイジ ブンカ

大学図書館所蔵 件 / 133

この図書・雑誌をさがす

注記

文献一覧: p286-298

内容説明・目次

内容説明

20世紀初頭の反売買春運動はアメリカに何を残したか。科学者・ソーシャルワーカー・財界人らによる社会改革の主導権争いが、現代アメリカの基層に刻みつけた痕跡。そして、変動の芽。

目次

  • 序章 ゆれるアメリカを担うのは誰か—一九一〇年代「売買春問題」史をひらく
  • 第1章 権威の争奪戦—一九一〇年代反売買春運動のゆれる争点
  • 第2章 性衛生学と社会改良—医師プリンス・A.モローのジレンマ
  • 第3章 ソーシャルワークの倫理と科学—「社会」の発見と橋頭堡としての性衛生学
  • 第4章 連携、競合、膠着—アメリカ社会衛生協会という場
  • 第5章 実践という契機、実効性という解—第一次世界大戦期の社会衛生運動
  • 第6章 挫傷を負う社会衛生運動—一九一九年、基地厚生活動委員会の終わりと手放された「実効性」
  • 終章 虫喰う近代—一九一〇年代反売買春運動から考える

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ