「倭国乱」と高地性集落論 : 観音寺山遺跡

書誌事項

「倭国乱」と高地性集落論 : 観音寺山遺跡

若林邦彦著

(シリーズ「遺跡を学ぶ」, 091)

新泉社, 2013.10

タイトル別名

「倭国乱」と高地性集落論・観音寺山遺跡

倭国乱と高地性集落論 : 観音寺山遺跡

タイトル読み

「ワコク ラン」ト コウチセイ シュウラクロン : カンノンジヤマ イセキ

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注記

参考文献: p91-92

内容説明・目次

内容説明

大阪府南部・和泉市の丘陵上に、弥生時代の大規模集落がみつかった。二重の環壕にかこまれたムラは、「魏志倭人伝」など中国史書に記された「倭国乱」と結びつけられ、軍事的・防御的集落とされた。はたしてその実態は?考古学的調査研究からその実像に迫る。

目次

  • 第1章 あらわれた大規模弥生ムラ(膨大な遺物整理をまかされ;ニュータウン開発で全面発掘;あらわれた大規模な弥生ムラ)
  • 第2章 「倭国乱」とのかかわり(高地性集落、軍事施設説;多様化する高地性集落論;変わる弥生時代の暦年代)
  • 第3章 山住みムラの実態(遺物からみたムラの実態;どの時期のムラなのか;ムラの構造の特徴;高地性集落論と観音寺山ムラ)
  • 第4章 変わる弥生社会像(弥生都市論と大規模集落;小地域社会の動向)
  • 第5章 高地性集落の実像(東アジア全体の「戦い」;高地性集落の実像;遺跡から社会を考える)

「BOOKデータベース」 より

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