戦略史としてのアジア冷戦
著者
書誌事項
戦略史としてのアジア冷戦
慶應義塾大学出版会, 2013.9
- タイトル別名
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The cold war in Asia : perspectives from strategic history
- タイトル読み
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センリャクシ トシテノ アジア レイセン
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収録内容
- トルーマン政権期における「冷戦戦略」の形成とアジア冷戦の始まり : 対ソ脅威認識を中心に / 李錫敏著
- アイゼンハワー政権移行期の東南アジア政策 : PSB D-二三の形成と変容、一九五二~一九五三年 / 狩野直樹著
- 大量報復戦略下の東アジア / 赤木完爾著
- 米軍の南朝鮮進駐 : 間接統治から直接統治へ / 小此木政夫著
- 朝鮮戦争における対立構造の起源 : 満州における治安戦との連続性 / 平野龍二著
- 戦後日本の防衛政策〈一九五一~一九五二年〉 : 「Y委員会」を中心として / 石田京吾著
- 東アジアにおける冷戦とアメリカの大戦略 : オフショア・バランシング論の観点から / 今野茂充著
- 歴史・戦略・道徳 : 正戦論の視座からの批判的検討 / 眞嶋俊造著
内容説明・目次
内容説明
核戦争の可能性が存在したにもかかわらず、朝鮮戦争やヴェトナム戦争などの「熱戦」を経験することとなったアジア。そこでは、度重なる危機のなかで、核兵器の脅威が、威嚇や抑止のための道具として東西両陣営で何度も利用され、関係諸国の戦略的判断にも大きな影響を及ぼした。主戦場といわれたヨーロッパ以上に大国の「戦略」が激しくぶつかり合ったアジア冷戦を、諸国家の国益とパワー行使に焦点を当てて論じる。
目次
- 第1部 アメリカの対外戦略とアジア冷戦(トルーマン政権期における「冷戦戦略」の形成とアジア冷戦の始まり—対ソ脅威認識を中心に;アイゼンハワー政権移行期の東南アジア政策—PSB D‐二三の形成と変容、一九五二〜一九五三年;大量報復戦略下の東アジア)
- 第2部 アジア冷戦形成期の朝鮮半島と日本(米軍の南朝鮮進駐—間接統治から直接統治へ;朝鮮戦争における対立構造の起源—満洲における治安戦との連続性;戦後日本の防衛政策(一九五一〜一九五二年)—「Y委員会」を中心として)
- 第3部 アジア冷戦を俯瞰する(東アジアにおける冷戦とアメリカの大戦略—オフショア・バランシング論の観点から;歴史・戦略・道徳—正戦論の視座からの批判的検討)
「BOOKデータベース」 より