武家政権成立史 : 気候変動と歴史学

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武家政権成立史 : 気候変動と歴史学

磯貝富士男著

吉川弘文館, 2013.10

タイトル読み

ブケ セイケン セイリツシ : キコウ ヘンドウ ト レキシガク

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参考文献: p162-164

内容説明・目次

内容説明

日本国成立以来最大級の歴史的画期だった武家政権の成立はなぜ起きたのか。十二世紀の気候の冷涼化による社会状況の変化を概観し、保元・平治の乱という政治史上の大事件を中心に追究。気候変動論から時代像を据え直す。

目次

  • 第1章 武人政権の成立と気候変動(十二・十三世紀東アジアにおける武による新秩序;日本武人政権成立史の課題;武家政権成立期の歴史観—『愚管抄』を中心にして;十二世紀における気候変動の把握)
  • 第2章 社会状況論からみた保元の乱(十二世紀前半における飢饉と社会状況;保元の乱前夜;保元の乱—地方における武力衝突の中央への波及)
  • 第3章 保元の乱後の政治と平治の乱(保元の乱後の政治;保元の乱後の信西執政政治;平治の乱)
  • 第4章 平治の乱後の社会と政治(一一六〇年代の相対的安定期;一一七〇年代の悪化期—後白河・清盛協調体制の破綻へ;治承三年十一月クーデターへの道)

「BOOKデータベース」 より

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