語りの多声性 : デーブリーンの小説「ハムレット」をめぐって Vielstimmigkeit des Erzählens : der "Hamlet"-Roman von Alfred Döblin

書誌事項

語りの多声性 : デーブリーンの小説「ハムレット」をめぐって = Vielstimmigkeit des Erzählens : der "Hamlet"-Roman von Alfred Döblin

長谷川純著

鳥影社・ロゴス企画, 2013.10

タイトル別名

語りの多声性 : デーブリーンの小説ハムレットをめぐって

タイトル読み

カタリ ノ タセイセイ : デーブリーン ノ ショウセツ「ハムレット」オ メグッテ

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注記

博士論文 (上智大学ドイツ文学研究科, 2011) を書き改めたもの

主要文献目録その他: p211-224

内容説明・目次

内容説明

物語を“語る”という行為、物語を“読む”という行為、そのどちらにとっても魅力的なテクストがデーブリーンである。ここにしかないものは何かを著者は読みといていく。

目次

  • 1 解釈学的前提
  • 2 小説『ハムレット』成立史と研究史概観、及び先行研究(成立史;研究史概観;先行研究—本論のテーマとの関わりから)
  • 3 登場人物—語りと経験(何がいかに語られているか;エドワード・アリソン;アリス・アリソン;ジェームズ・マッケンジー;キング医師;キャスリーン・アリソン;アノニムな登場人物としての語り手)
  • 4 語り手、読者(「感染しない語り手」と情動;コロスのような語り手と最終章;語りの多層性と読者;語り手の言説)
  • 5 作者(「彼の(そして私の)物語」—次男ヴォルフガングの死と家族関係をめぐって;世界劇場—『われわれの気がかり、人間』との関連)

「BOOKデータベース」 より

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