書誌事項

日本のシンガポール占領 : 証言=「昭南島」の三年半

リー・ギョク・ボイ著 ; シンガポール・ヘリテージ・ソサエティ編 ; 越田稜, 新田準訳

凱風社, 2013.9

新訂版

タイトル別名

Syonan : Singapore under the Japanese, 1942-1945

日本のシンガポール占領 : 証言昭南島の三年半

タイトル読み

ニホン ノ シンガポール センリョウ : ショウゲン=「ショウナントウ」ノ サンネンハン

大学図書館所蔵 件 / 48

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p284

内容説明・目次

内容説明

一九七〇年、西ドイツのブラント首相はワルシャワ・ゲットーの記念碑の前でひざまずいて、ナチスの犯罪に対して深い謝罪の意を示した。ひるがえって、シンガポールの「日本占領時期死難人民紀念碑」の前で日本の首相が、献花にとどまらず謝罪をすることが、果たしてあるだろうか。日本と隣国との間で歴史認識と領土をめぐる軋轢が絶えない。東アジアに限らず「真の和解」への道は、加害者の謝罪があってはじめて開ける。本書に収載されているのは、占領下のシンガポール住民が体験した日本占領の真の姿だ。

目次

  • 第1章 一つの時代の終幕—占領への序曲
  • 第2章 戦争の勃発—シンガポール包囲戦
  • 第3章 日本時代が始まる—住民への対応
  • 第4章 法と秩序—日本の占領政策
  • 第5章 昭南島の日常—大東亜共栄圏の暮らし
  • 第6章 終局の始まり—ナショナリズムのルーツ

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ