フラクタリスト : マンデルブロ自伝
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フラクタリスト : マンデルブロ自伝
早川書房, 2013.9
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The fractalist : memoir of a scientific maverick
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フラクタリスト : マンデルブロ ジデン
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Description and Table of Contents
Description
シンプルな数式が摩訶不思議でカラフルな図形を生む、フラクタルの魔術は、数学を知らない人も簡単に魅了する。一方で、言語分布から金融工学までの広範な分野について基盤をなすのもフラクタルだ。フラクタルの創始者マンデルブロは、その理論にふさわしいユニークな人物だったが、生い立ちが詳しく知られることはなかった。彼がどのような科学者に影響を受けたか、あるいは、第二次大戦下、ユダヤ系のポーランド人として生命の危機をいかに逃れたかの詳細は、本人の手になる本書が書かれてようやく明らかになったのである。私たちの世界の見方を一新した天才、マンデルブロが死の直前に書き残した待望の自伝。
Table of Contents
- 第1部 科学者になるまで(ルーツ—血筋と精神の根源;ワルシャワでの子ども時代(一九二四〜三六年);パリでの少年時代(一九三六〜三九年) ほか)
- 第2部 科学と人生を学んだ紆余曲折の長い道のり(パリ—試験地獄、選択の苦しみ、一日だけ通ったノルマル(一九四四〜四五年);エコール・ポリテクニークの(当時はめずらしかった)外国人学生(一九四五〜四七年);パサデナ—黄金時代のカルテクへの留学(一九四七〜四九年) ほか)
- 第3部 人生の実り多き第三段階(IBM研究所で科学の黄金時代を過ごす(一九五八〜九三年);ハーヴァードにて—ファイナンス分野の扇動的な新参者が革命的な展開を推し進める(一九六二〜六三年);フラクタルへ向かう—経済学、工学、数学、物理学によって、IBM、ハーヴァード、MIT、イェールを経て(一九六三〜六四年) ほか)
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