古池に蛙は飛びこんだか
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古池に蛙は飛びこんだか
(中公文庫, [は-65-2])
中央公論新社, 2013.9
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フルイケ ニ カワズ ワ トビコンダカ
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Note
花神社 (2005年刊) を「中公文庫」として再刊したもの
叢書番号はブックジャケットによる
芭蕉関係年譜: p258-262
Description and Table of Contents
Description
古池や蛙飛びこむ水のおと—蕉風開眼として名高いこの句は「古池に」と一文字替えた途端、凡句となりはててしまう。「や」というたった一文字によって、芭蕉はひとつの高みに到達し、俳句は芸術となった。本書では、古池の句の真実、その後の数々の名句を詳述。創造の現場を目の当たりにするかのような興奮と感動が溢れる芭蕉論。
Table of Contents
- 古池に蛙は飛びこんだか
- 切字「や」について
- 古池はどこにあるか
- 蕉風開眼とは何か
- ゆかしきは『おくのほそ道』
- 岩にしみ入蝉の声
- 一物仕立てと取り合わせ
- 田を植えて立ち去ったのは誰か
- 枯枝に烏は何羽いるか
- 去来的、凡兆的
- 病雁の夜さむに落ちて
- 枯野の彼方へ
- 古池に蛙は飛びこまなかった
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