「こころの構造」からみた精神病理 : 広汎性発達障害と統合失調症をめぐって
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書誌事項
「こころの構造」からみた精神病理 : 広汎性発達障害と統合失調症をめぐって
岩崎学術出版社, 2013.9
- タイトル別名
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こころの構造からみた精神病理 : 広汎性発達障害と統合失調症をめぐって
- タイトル読み
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「ココロ ノ コウゾウ」カラ ミタ セイシン ビョウリ : コウハンセイ ハッタツ ショウガイ ト トウゴウ シッチョウショウ オ メグッテ
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注記
文献: p224-233
内容説明・目次
内容説明
高機能広汎性発達障害と破瓜型統合失調症との鑑別は予想以上に困難である。成人の医療現場では、長年にわたり統合失調症の診断の元に、薬物・精神療法がなされ、本人も家族も暗黙のうちに統合失調症患者としての人生や家族生活を送ってきた高機能広汎性発達障害者に出会うこともある。本書では、近代西欧社会の文化や価値観の影響を受けた心理学・精神病理学の概念を再考し、一般者を含む人間の「こころの構造」の起源に立ち戻る視点から、高機能広汎性発達障害と統合失調症の異同や合併を、事例を基に論じる。
目次
- 第1部 成人の高機能広汎性発達障害者の自己‐世界感—人間のこころの構造の理解のために
- 第2部 人間のこころの構造と心理学・精神医学
- 第3部 統合失調症とは—患者の自己‐世界感をめぐって
- 第4部 「非定型精神病」とは—患者の自己‐世界感をめぐって
- 第5部 破瓜型統合失調症と高機能広汎性発達障害との異同とそこからみえてくる精神病理
- 第6部 広汎性発達障害と統合失調症との合併をめぐって
「BOOKデータベース」 より