物語の中世 : 神話・説話・民話の歴史学

書誌事項

物語の中世 : 神話・説話・民話の歴史学

保立道久 [著]

(講談社学術文庫, [2199])

講談社, 2013.10

タイトル別名

物語の中世 : 神話説話民話の歴史学

タイトル読み

モノガタリ ノ チュウセイ : シンワ・セツワ・ミンワ ノ レキシガク

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注記

原本: 1998年東京大学出版会刊

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

竹取物語、海幸彦・山幸彦、宮廷説話、芋粥、桃太郎、物ぐさ太郎、鉢かづき…。本書は歴史学・社会史研究の立場から神話・説話・民話にアプローチする。絵巻物など絵画に隠された「歴史」の問題を読み解く刺激的な論考は“物語世界”をとおして中世の“現実”とそこに生きた人々の生活や意識に迫る。新しい中世社会像の構築に貢献した先駆的研究。

目次

  • 1 神話の世界と中世(『竹取物語』と王権神話—五節舞姫の幻想;『彦火々出見尊絵巻』と御厨的世界—海幸・山幸神話の絵巻をめぐって;巨柱神話と天道花—日本中世の氏神祭と農事暦;歴史学にとっての柳田国男)
  • 2 中世説話の世界(内裏清涼殿と宮廷説話;説話「芋粥」と荘園制支配—贈与と客人歓待;虎・鬼ヶ島と日本海海域史;領主本宅と煙出・釜殿)
  • 3 中世民話の世界(腰袋と『桃太郎』;『物ぐさ太郎』から『三年寝太郎』へ;秘面の女と『鉢かづき』のテーマ)

「BOOKデータベース」 より

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