往生要集を読む
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往生要集を読む
(講談社学術文庫, [2197])
講談社, 2013.10
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往生要集
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オウジョウヨウシュウ オ ヨム
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Note
原本は『往生要集』として岩波書店より1983年 (「古典を読む」シリーズ第5巻)および1996年 (「同時代ライブラリー」)に刊行されたもの
叢書番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
「地獄」と「極楽」。インド思想や一般仏教には存在しないこの対立概念が日本人の宗教観として根づくのには、平安時代に著された『往生要集』の影響があった。膨大な仏典を博捜して経文を抜粋し、念仏を勧め、「我と共に往生極楽の縁を結ばん」とよびかける源信の思想とインド仏教の原典を比較検討し、彼が基礎づけた日本浄土教の根源と特質を探究する。
Table of Contents
- 厭離穢土(汚れた世界を厭い離れるべきこと)
- 欣求浄土(浄土に生まれることを願い求めること)
- 極楽の証拠
- 正修念仏
- 助念の方法(念仏をするときの助けとなる手段)
- 別時念仏(特定の日や場合に行なう念仏)
- 念仏の利益
- 念仏の証拠(念仏を勧める証拠としての経典の文章)
- 往生の諸行(浄土に往生するためのさまざまな修行)
- 問答料簡(問答による教義の解明)
- 『往生要集』に対する評価
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