Bibliographic Information

迷惑行為はなぜなくならないのか? : 「迷惑学」から見た日本社会

北折充隆著

(光文社新書, 666)

光文社, 2013.10

Other Title

迷惑行為はなぜなくならないのか : 迷惑学から見た日本社会

Title Transcription

メイワク コウイ ワ ナゼ ナクナラナイ ノカ? : 「メイワクガク」 カラ ミタ ニホン シャカイ

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Note

引用文献: p204

Description and Table of Contents

Description

本書では、日本社会にはびこる「迷惑行為」について、さまざまな視点から考えてみた。迷惑という言葉で連想される、その典型的なものは、駐車違反や、電車やバスの中で座席を占領したり、ゴミをポイ捨てするといったたぐいの行為であろう。しかし、何が迷惑なのか、何が正しいのかなどというのは、実は微妙なバランスで成り立っており、ちょっと視点をずらせば、良いとか正しいという基準は、かんたんに変わってしまうのである。しかし私たちは、「そんなの迷惑に決まっている」とか「あの人は迷惑な人だ」という場合、それ以上そのことについて深く考えたりしない。迷惑についての自分の認識を、本当に正しいのかなどと疑ったりはしないのである。

Table of Contents

  • プロローグ そもそも迷惑行為とは?
  • 第1章 なぜ、夜の幹線道路は誰も制限速度を守らないのか?—「記述的規範」と「習慣」の影響力
  • 第2章 電車内では携帯電話の電源を切るべきか?—迷惑行為と、場所・時代との関係
  • 第3章 なぜツイッター騒動は繰り返されるのか?—ルールと迷惑の微妙な関係
  • 第4章 どうすれば列の横入りをやめさせられるのか?—迷惑行為の抑止策
  • 第5章 ベビーカー問題はどうしたら解決できるのか?—クリティカル・シンキングで考える「落としどころ」

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Details

  • NCID
    BB13738304
  • ISBN
    • 9784334037697
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    204p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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