向こう岸から
著者
書誌事項
向こう岸から
(平凡社ライブラリー, 799)
平凡社, 2013.11
- タイトル別名
-
С того берега
- タイトル読み
-
ムコウギシ カラ
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注記
底本: ソ連邦科学アカデミー編, アレクサンドル・ゲルツェン30巻著作集, 第6巻, モスクワ, 1955年(А.И. Герцен, Собрание сочинений в тридцати томах, АНСССР, М., 1955, том шестой)所収の「向こう岸から」
内容説明・目次
内容説明
一八四八年、フランス二月革命の敗北を目撃して、つねに超越的なドグマに敵対するこの思想家は、革命の成果を簒奪するブルジョワジーを痛罵しつつ、一方、「人民」が「大衆」へと変貌してゆく様をいち早く冷徹に認めながら、なお、生身の個々人が歴史を動かしていくという立場を死守しつづける。マルクスともトクヴィルとも違う一八四八革命論の傑作をゲルツェン研究の第一人者による見事な新訳で読む!
目次
- 1 嵐の前(船上での会話)
- 2 嵐の後
- 3 単一にして不可分なる共和国の第五十七年
- 4 VIXERUNT!(彼らは生き残った!)
- 5 CONSOLATIO(なぐさめ)
- 6 一八四九年へのエピローグ
- 7 Omnia mea mecum porto(私はすべてを身につけてゆく)
- 8 ヴァリデガマス侯ドノゾ・コルテスとローマ皇帝ユリアヌス
「BOOKデータベース」 より