忠臣蔵 : もう一つの歴史感覚

Bibliographic Information

忠臣蔵 : もう一つの歴史感覚

渡辺保 [著]

(講談社学術文庫, [2203])

講談社, 2013.11

Title Transcription

チュウシングラ : モウ ヒトツ ノ レキシ カンカク

Available at  / 158 libraries

Note

1981年白水社、1985年中公文庫から刊行されたもの

底本: 白水社1981年刊

解説は1985年の中公文庫版から収録

付録は「舞台という神話」 (1994年新潮社刊)から収録

叢書番号はブックジャケットによる

Description and Table of Contents

Description

日本人の心のうちに、「大石内蔵助」という名は一つの男の理想像として刻み込まれている。このイメージは、実は歴史上の人物像とは隔たりがある。それでは「忠臣蔵」という共同幻想をつくったのは、いったいだれなのか。そしてこの壮大なフィクションは、どのようにして歌舞伎最大の古典となり、時代を超えて一つの美意識を完成させるに至ったのか。

Table of Contents

  • 元禄十四年三月十四日—口の暦
  • 近松門左衛門の手紙
  • 「文盲」の吾妻三八
  • もう一人の大石内蔵助
  • 竹田一族の興亡
  • 元禄十五年十二月十四日—中の暦
  • 中村松江の恋
  • 尾上菊五郎の性根
  • 偏癡気先生の視点
  • 粋と肚
  • 元禄十六年二月四日—切の暦

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