忠臣蔵 : もう一つの歴史感覚
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忠臣蔵 : もう一つの歴史感覚
(講談社学術文庫, [2203])
講談社, 2013.11
- タイトル読み
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チュウシングラ : モウ ヒトツ ノ レキシ カンカク
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注記
1981年白水社、1985年中公文庫から刊行されたもの
底本: 白水社1981年刊
解説は1985年の中公文庫版から収録
付録は「舞台という神話」 (1994年新潮社刊)から収録
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
日本人の心のうちに、「大石内蔵助」という名は一つの男の理想像として刻み込まれている。このイメージは、実は歴史上の人物像とは隔たりがある。それでは「忠臣蔵」という共同幻想をつくったのは、いったいだれなのか。そしてこの壮大なフィクションは、どのようにして歌舞伎最大の古典となり、時代を超えて一つの美意識を完成させるに至ったのか。
目次
- 元禄十四年三月十四日—口の暦
- 近松門左衛門の手紙
- 「文盲」の吾妻三八
- もう一人の大石内蔵助
- 竹田一族の興亡
- 元禄十五年十二月十四日—中の暦
- 中村松江の恋
- 尾上菊五郎の性根
- 偏癡気先生の視点
- 粋と肚
- 元禄十六年二月四日—切の暦
「BOOKデータベース」 より