書誌事項

明治医事往来

立川昭二 [著]

(講談社学術文庫, [2205])

講談社, 2013.11

タイトル読み

メイジ イジ オウライ

注記

原本: 新潮社1986年刊

参考文献: p440-443

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

平均寿命三十年の時代、電灯がつき、陸蒸気が走り、煉瓦の家が立ち並ぶ繁栄の裏には汚濁、貧困、頽廃があった。栄養立国・衛生立国をめざす一方で、「女工哀史」の少女を蝕んだ結核や、娼婦を死に走らせた梅毒検査。そして、夏目漱石、岩倉具視、樋口一葉らを襲った病魔の数々—。死と病いを身近に抱えながら生きた有名無名の人々を綴る、明治への鎮魂曲。

目次

  • 人生三十
  • 体格検査
  • 栄養立国
  • 頭痛・肩こり
  • 健康読本
  • ある殉難碑
  • コレラ一揆
  • 疫病非情
  • 鼠塚
  • 医師繁昌記〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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