かたき討ち : 復讐の作法
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かたき討ち : 復讐の作法
(草思社文庫)
草思社, 2013.10
- タイトル読み
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カタキウチ : フクシュウ ノ サホウ
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注記
中央公論新社 2007年刊の再刊
文献あり
内容説明・目次
内容説明
みずから腹を割き、遺書で敵に切腹を迫る「さし腹」。敵の死刑執行人を願い出る「太刀取」。男色の愛と絆の証「衆道敵討」。先妻が後妻を襲撃する「うわなり打」。密通した妻と間男を殺害する「妻敵討」…。江戸時代の武士や武家の女、庶民たちは、いかに怨みを晴らし、幕府は復讐の情をどう管理しようとしたのか。豊富な史料から、日本人の復讐の歴史がよみがえる。
目次
- うわなり打—先妻による後妻の襲撃
- さし腹—みずから腹を割き、敵に切腹を迫る
- 太刀取—敵の死刑執行人を願い出る
- 衆道敵討—男色の愛と絆の証
- おんな敵討—男顔負けの猛女から、不倫に溺れた人妻まで
- 敵持—命を狙われる者の作法
- 囲者—駆け込み人、あるいは敵持の男たち
- もうひとつの武士道—敵持に見る「逃げ続ける美学」
- 法と情—幕府が定めた敵討のルールと例外
- 将軍からの質問—将軍吉宗と中国人の、敵討をめぐる問答
- 妻敵討—密通した妻と間男の殺害
- 演劇的な、あまりに演劇的な—見世物化する敵討
- 帳付—敵討の許可を書面に記す手続き
- 敵討の原像—戦士として生きるために
「BOOKデータベース」 より