教育委員会 : 何が問題か
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教育委員会 : 何が問題か
(岩波新書, 新赤版 1455)
岩波書店, 2013.11
- タイトル読み
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キョウイク イインカイ : ナニ ガ モンダイ カ
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教育委員会 何が問題か
2013.11.
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教育委員会 何が問題か
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注記
主な参考文献: p229-230
内容説明・目次
内容説明
いじめや体罰事件、教科書採択、日の丸・君が代問題…。学校運営をめぐり、頻繁に登場する「教育委員会」とは、いったいどんな組織なのか。学校や保護者とどのような関係にあるのか。また、自治体の首長から教育委員会廃止論が出てくるのはなぜか。見えにくい組織の仕組み、歴史、問題点の全容を解き明かし、抜本的な解決策を示す。
目次
- 第1章 いま、なぜ、教育委員会が問われるのか(いじめ問題と教育委員会;教育現場との乖離;「教育委員会廃止論」の台頭;「首長vs教育委員会」なのか)
- 第2章 教育委員会とは、どんな組織か(教育委員会の役割とは;教育委員はどのように任命されるか;エリート教員が支配する教育委員会事務局;学校と教育委員会のあいだ—教員評価システムから教科書採択まで)
- 第3章 教育委員会制度は、なぜ誕生したか(戦後改革と教育の民主化;文部省「生き残り」の謎;「教育統制」のスタート;廃止された教育委員会法—地方教育行政法案の争点)
- 第4章 タテの行政系列のなかの教育委員会(確立されるタテの行政システム;タテの行政系列をささえる人びと;教育行政をささえる論理は、妥当だろうか;荒廃しゆく教育—文科省と首長の二重支配)
- 第5章 教育を市民の手に取り戻すのは可能か—地方分権と民衆統制への道(市民の手による教育の基礎条件;教育における「政治的中立性」とはなにか;タテの行政系列を廃止する;教育委員会に代わるシステムへ)
「BOOKデータベース」 より