近代中国美術の胎動
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近代中国美術の胎動
(アジア遊学, 168)
勉誠出版, 2013.11
- タイトル読み
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キンダイ チュウゴク ビジュツ ノ タイドウ
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注記
執筆: 松村茂樹ほか
参考文献あり
収録内容
- 「民国」をめぐる随想 / 瀧本弘之 [執]
- 「模古」の真意は何処に : 金城の絵画と絵画論から / 戦暁梅 [執]
- 中国初の国家博物館 : 古物陳列所 / 戦暁梅 [執]
- 呉昌碩が日本にもたらしたもの : 河井荃廬・長尾雨山を介しての伝播 / 松村茂樹 [執]
- 碑学の発展と金石書画の興起(海上派) / 松村茂樹 [執]
- 呉友如と『点石斎画報』 : ペン画と写真製版石印 / 三山陵 [執]
- カタイ幻想を西洋に伝達した「外銷画」 / 瀧本弘之 [執]
- 土山湾画館 : 洋画の揺籃としての評価高まる / 東家友子 [執]
- 周湘 : 未解明の早期美術教育家 / 東家友子 [執]
- 民国期伝統版画 : 詩箋にみられる一側面 : 『北平箋譜』から『詩碑家詩箋譜』まで / 瀧本弘之 [執]
- 月份牌 : 民国に栄えた「商業美術」の代表格 / 三山陵 [執]
- 前衛絵画の「代理戦争」 : 日中戦争におけるモダニズム絵画とプロパガンダ / 呉孟晋 [執]
- 決瀾社の画家たち / 呉孟晋 [執]
- 魯迅とドイツ版画 : メッフェルト、コルヴィッツの作品紹介をめぐって / 東家友子 [執]
- 魯迅と美術 / 奈良和夫 [執]
- 木刻青年たち / 瀧本弘之 [執]
- 日中洋画壇の架け橋 : 陳抱一 / 劉建輝 [執]
- 競い合う徐悲鴻と劉海粟 : 共和国に並び立たぬ?「両雄」 / 瀧本弘之 [執]
- 斎藤佳三と林風眠 : 知られざる東美校教授と国立藝術院院長の交友 / 吉田千鶴子 [執]
- 傳抱石と日本 : 国境を越える美術史の手がかりとして / 前田環 [執]
- 民国期に三回行われた「全国美術展」 : それぞれの時代を映す / 瀧本弘之 [執]
内容説明・目次
内容説明
中国の近代美術はどのように展開したのか。「伝統」「新興」「国際化」の三つの視座から中華民国期の美術家・藝術運動を解明する。アジア遊学146号「民国期美術へのまなざし」の続編。
目次
- 1 伝統絵画の革新(「模古」の真意は何処に—金城の絵画と絵画論から;呉昌碩が日本にもたらしたもの—河井〓(せん)廬・長尾雨山を介しての伝播;呉友如と『点石斎画報』—ペン画と写真製版石印;民国期伝統版画—詩箋にみられる一側面—『北平箋譜』から『詩碑家詩箋譜』まで)
- 2 新興藝術の動向(前衛絵画の「代理戦争」—日中戦争におけるモダニズム絵画とプロパガンダ;魯迅とドイツ版画—メッフェルト、コルヴィッツの作品紹介をめぐって)
- 3 国際化と交流の流れ(日中洋画壇の架け橋—陳抱一;斎藤佳三と林風眠—知られざる東美校教授と国立藝術院院長の交友;傳抱石と日本—国境を越える美術史への手がかりとして)
「BOOKデータベース」 より