マラルメの現在
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マラルメの現在
水声社, 2013.11
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マラルメ ノ ゲンザイ
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Note
その他の執筆者: 立花史, 松村悠子, 永倉千夏子, 中畑寛之, 黒木朋興, 坂口周輔, 安川智子
マラルメ書誌: p359-396
Description and Table of Contents
Description
21世紀においてもなお色褪せない輝きを放ち続ける詩人マラルメ。現代文学のみならず、様々な領域においてパラダイム変換をなしえた背景には19世紀の文化資本を共有していたという事実があった。同時代の言語学/韻文詩/音楽/写真などを詩人はいかに受容し、いかにそこから逸脱していったのか、最新の研究を踏まえながら多角的な視点から詩人の独創性に迫る。
Table of Contents
- 1 言語(新たな人文学に向けて—マラルメと『英単語』;マラルメの挫折、あるいは新たな出発—「言語に関するノート」再考)
- 2 詩(マラルメと規則詩句—脚韻を視点として;“彼女”の婚礼—『エロディアードの婚礼』読解のために;死にし子に花束を—『アナトールの墓』を読む)
- 3 芸術(十九世紀末フランス絶対音楽事情—モーリス・グリヴォーとステファヌ・マラルメ;物質と精神のあいだで—マラルメにおけるヴィジョンあるいはイメージ)
- 4 詩と音楽の交錯点(闇から切り取られる光と詩—「あらわれ」読解;ロマンスから象徴へ—クロード・ドビュッシー“あらわれ”の特異性;聖女が奏でる不在の音楽—「聖女」読解;モーリス・ラヴェルの“聖女”—タイムワープの音楽仕掛け;終わりに—詩と音楽の交錯点には…)
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