ナチのプロパガンダとアラブ世界 Nazi propaganda for the Arab world

書誌事項

ナチのプロパガンダとアラブ世界 = Nazi propaganda for the Arab world

ジェフリー・ハーフ著 ; 星乃治彦 [ほか] 訳

岩波書店, 2013.11

タイトル別名

Nazi propaganda for the Arab world

タイトル読み

ナチ ノ プロパガンダ ト アラブ セカイ

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注記

その他の訳者: 臼杵陽, 熊野直樹, 北村厚, 今井宏昌

原著 (New Haven, Conn. : Yale University Press, 2009) の全訳

書誌: p343-350

内容説明・目次

内容説明

ナチスは第2次大戦中、中近東に対し大規模なプロパガンダを展開した。当時英仏からの独立を目指していたアラブ世界にとって、ナチのプロパガンダは抵抗のツールとみなされた。そして、その反ユダヤ主義はアラブ知識人の中に潜行していく。新たに発見された資料を加え、中近東におけるナチのプロパガンダの全貌を明らかにする。

目次

  • 第1章 序論
  • 第2章 反セム主義の定義—一九三三‐一九三九年
  • 第3章 増大する接触、最初の放送—一九三九‐一九四一年
  • 第4章 一九四一年の北アフリカと中東におけるプロパガンダと戦争
  • 第5章 「ユダヤ人に殺される前にやつらを殺せ」—一九四二年の北アフリカ戦線におけるプロパガンダ
  • 第6章 「ユダヤ人はシオニズムの利益のため、この戦争に火をつけた」—枢軸国の戦況悪化のなかの一九四三年のプロパガンダ
  • 第7章 「アメリカ人、イギリス人、そしてユダヤ人は、アラブの利益に反する—陰謀を企んでいる」一九四四年から一九四五年春までのナチ・プロパガンダ
  • 戦後の波及効果

「BOOKデータベース」 より

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