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司法権力の内幕

森炎著

(ちくま新書, 1044)

筑摩書房, 2013.12

タイトル読み

シホウ ケンリョク ノ ウチマク

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内容説明・目次

内容説明

いわゆる法曹三者において、裁判官はとりわけ“奇異”な存在である。「司法囚人」とたとえられるような処遇と、強大な権限。裁判所や判事への批判は、その両極端な面を反映するものが多い。では、実際の裁判所はどのような組織か。裁判官たちは、何を考えて裁いているか。「法と証拠」ではなく、組織としての圧力で判決が決まることはあるのか。死刑判決のプレッシャーはいかばかりか—。本書は、著者の裁判官時代のエピソードを交えながら、日本の司法制度の瑕疵と司法組織の歪みや問題を整理。さらに、有名な裁判の舞台裏や、驚きの判決理由を解説する。

目次

  • 序章 カフカ『審判』の不思議な真実
  • 第1章 第三権力のスキャンダラスな実相—ザンネンな裁判所の人と組織
  • 第2章 「司法囚人」の実態—裁判官は司法権力の囚われ人
  • 第3章 裁判所の犯罪—「冤罪でも死刑!」の精神構造
  • 第4章 日和見の権力—政界汚職事件ではいつも腰砕け
  • 第5章 「人質司法」の姑息—罪を認めない限り身柄を拘束
  • 第6章 ごまかしの司法判断—不公正な裁判の法理、崩れゆく人権の砦
  • 第7章 苦悩する法の番人たち—ニッポン名(迷?)裁判官列伝
  • 終章 司法権力をこの手に取り戻すために

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB14202853
  • ISBN
    • 9784480067500
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    222p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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