科学の解釈学
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科学の解釈学
(講談社学術文庫, [2210])
講談社, 2013.12
- タイトル読み
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カガク ノ カイシャクガク
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注記
底本: 2007年1月刊ちくま学芸文庫版
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
科学への無批判の信奉と全否定とをともに排し、ハンソンとクーンに代表される「新科学哲学」、クワインの「知識の全体論」、ウィトゲンシュタインの「アスペクト知覚論」を三本の柱に、「自然」を解読する解釈学的営為としての科学の再生を訴える。科学哲学に本来課せられた役割の「科学的理性批判」の回復を謳う、斯界の第一人者による刺戟的な論考。
目次
- 「科学の論理学」から「科学の解釈学」へ
- 第1部 科学哲学の構造転換(「科学の解釈学」の目指すもの;生活世界とパラダイム;「テクスト」としての自然)
- 第2部 「知識の全体論」をめぐって(知のネットワークとパラダイム;「ロジカル・ネガティヴィズム」の帰趨;「全体主義」の誘惑に抗して;プラグマティズムの帰結—「ノイラートの舟」の行方)
- 第3部 ウィトゲンシュタインの問題圏(ウィトゲンシュタインの衝撃;「理論負荷性」とアスペクト知覚;「アスペクト盲」と隠喩的想像力)
「BOOKデータベース」 より