『三国遺事』の新たな地平 : 韓国古代文学の現在
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書誌事項
『三国遺事』の新たな地平 : 韓国古代文学の現在
(アジア遊学, 169)
勉誠出版, 2013.11
- タイトル別名
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三国遺事の新たな地平 : 韓国古代文学の現在
- タイトル読み
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『サンゴク イジ』 ノ アラタナ チヘイ : カンコク コダイ ブンガク ノ ゲンザイ
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注記
『三国遺事』研究文献目録 / 木下綾子 [編]: p215-242
収録内容
- 『三国遺事』研究の始発と現在 / 袴田光康執筆
- 仏教的想像力から編纂した『三国遺事』 / 許敬震執筆 ; 金孝珍訳
- 一然と陳尊宿 / 閔泳珪執筆 ; 金孝珍訳
- 『三国遺事』の編目の構成 / 李基白執筆 ; 李恵燕訳
- 『三国遺事』と日本神話 : 日光感精神話の行方 / 堂野前彰子執筆
- 薯童謡 : 『三国遺事』の紀異篇「武王」条と弥勒寺の西塔の舎利記 / 辛鐘遠執筆 ; 李恵燕訳
- 『三国遺事』にみる道教と花郎国仙 : 李能和『朝鮮道教史』を手がかりとして / 増尾伸一郎執筆
- 郷歌に対する二、三の雑感 / 金完鎮執筆 ; 李恵燕訳
- 義湘大師と明恵上人 : 『三国遺事』と『華厳縁起』を中心に / 金任仲執筆
- 『三国遺事』と琉球の伝承世界 / 木村淳也執筆
- 徳川家蔵書目録に現れた『三国遺事』伝承 / 高雲基執筆 ; 金孝珍訳
- 『三国遺事』の護国思想と万波息笛説話の「波」 : 新羅を襲った津波と神功皇后説話 / 松本真輔執筆
- 『三国遺事』の構成とその特性 / 金煐泰執筆 ; 李恵燕訳
- 『三国遺事』における神仏の習合 : 帝釈信仰と護国思想 / 袴田光康執筆
- 江原道の月精寺・神福寺址の夫人坐像を訪ねる : 韓国の韋提希夫人か / 日向一雅執筆
- 『三国遺事』研究文献目録 / 木下綾子執筆
内容説明・目次
内容説明
高麗の普覚国尊一然が、その最晩年に編んだ『三国遺事』は、十三世紀末の朝鮮半島に流布していた神話や説話の宝庫である。巫俗文化の古い要素と、一然の時代の仏教思想を反映した新しい要素が幾重にも重なる『三国遺事』をどう検証すべきか。その構成や特性、神払習合としての視点、日本の神話や琉球の伝承との比較など様々な方面から『三国遺事』を捉え直す。近代以降築かれてきた日韓の学問の壁を越え、両国の研究者が探る『三国遺事』研究の現在。
目次
- 『三国遺事』研究の始発と現在
- 仏教的想像力から編纂した『三国遺事』
- 一然と陳尊宿
- 『三国遺事』の編目の構成
- 『三国遺事』と日本神話—日光感精神話の行方
- 薯童謡—『三国遺事』の紀異篇「武王」条と弥勒寺の西塔の舎利記
- 『三国遺事』にみる道教と花郎国仙—李能和『朝鮮道教史』を手がりとして
- 郷歌に対する二、三の雑感
- 義湘大師と明恵上人—『三国遺事』と「華厳縁起」を中心に
- 『三国遺事』と琉球の伝承世界
- 徳川家蔵書目録に現れた『三国遺事』伝承
- 『三国遺事』の護国思想と万波息笛説話の「波」—新羅を襲った津波と神功皇后説話
- 『三国遺事』の構成とその特性
- 『三国遺事』における神仏の習合—帝釈信仰と護国思想
- 江原道の月精寺・神福寺址の夫人坐像を訪ねる—韓国の韋提希夫人か
- 『三国遺事』研究文献目録
「BOOKデータベース」 より