キリシタン黒田官兵衛
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キリシタン黒田官兵衛
雜賀編集工房, 2013.10-2014.2
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黒田官兵衛 : キリシタン
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キリシタン クロダ カンベエ
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Note
おもな参考文献: 上p218-222, 下p215-219
Description and Table of Contents
- Volume
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上巻 ISBN 9784906968015
Description
黒田官兵衛がキリシタンだったことが隠蔽され、すぐ棄教したという風説を信じ込まされてきたのは、日本人のキリスト教音痴ゆえだった。司馬遼太郎『播磨灘物語』、火坂雅志『軍師の門』、上田秀人『日輪にあらず』、童門冬二『黒田如水』、加来耕三『乱世を勝ち抜く参謀学』、吉川英治『黒田如水』、松本清張『軍師の境遇』、海音寺潮五郎『武将列伝』など、官兵衛を描いた小説や評伝を取り上げ、その誤解や問題を再検討する。官兵衛の生涯に訪れた入信の契機はいつだったのか?
Table of Contents
- 第1章 官兵衛の青春時代(官兵衛はキリシタン;「黒田如水像」にある消された跡;キリスト教教育用の「泰西風俗画屏風」 ほか)
- 第2章 ザビエルからトーレスまで(一五四九年、戦国時代と宗教改革;イエズス会の海外宣教事情;ザビエル、日本を知る ほか)
- 第3章 官兵衛の「荒れ野の四〇年」(試練の三〇代の始まり;ひとり息子を人質に;自信の落とし穴 ほか)
- Volume
-
下巻 ISBN 9784906968022
Description
なぜ官兵衛がキリスト教に入信したのか、いつ入信したのかを、当時のイエズス会関係史料を駆使して究明するとともに、キリシタンとしてどのように生きたのかについても論及。随所に、フランシスコ・ザビエルがはじめてわが国にキリスト教を伝えてからの伝道の歴史が盛りこまれている。
Table of Contents
- 第4章 官兵衛の洗礼(官兵衛の後半生;官兵衛の受洗は三六歳のとき? ほか)
- 第5章 戦場での伝道(「九州攻め」の総指揮官;山口での宣教再開 ほか)
- 第6章 バテレン追放令(「バテレン追放令」;坂口安吾「二流の人」 ほか)
- 第7章 天正少年使節から関ヶ原の戦い(天正少年使節謁見に向けて;至れり尽くせりの配慮 ほか)
- 第8章 官兵衛の晩年と死(家康政権下の官兵衛;博多レジデンシア ほか)
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