イブン・ジュバイルとイブン・バットゥータ : イスラーム世界の交通と旅

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イブン・ジュバイルとイブン・バットゥータ : イスラーム世界の交通と旅

家島彦一著

(世界史リブレット人, 28)

山川出版社, 2013.12

Other Title

イブンジュバイルとイブンバットゥータ : イスラーム世界の交通と旅

Title Transcription

イブン・ジュバイル ト イブン・バットゥータ : イスラーム セカイ ノ コウツウ ト タビ

Note

イブン・ジュバイルとその時代: 巻末

イブン・バットゥータとその時代: 巻末

参考文献: 巻末

Description and Table of Contents

Description

メッカ巡礼(ハッジ)はムスリムの宗教的義務ではあるが、聖地メッカから遠く離れた西アフリカや東南アジアを出発点とした旅は一生をかけた命がけの旅であった。本書では、イスラーム世界を往来した多くの旅人たちの記録のなかでも、傑出した評価をもつイブン・ジュバイルとイブン・バットゥータが残した旅行記をもとに、人を異郷との交流に奮い立たせたものはなにか、旅を可能にしたイスラーム・ネットワークとはなにかを究めつつ、この二人の旅行を考えてみたい。

Table of Contents

  • イブン・ジュバイルとイブン・バットゥータの重要さ
  • 1 イスラームにおける多様な旅の動機と目的
  • 2 巡礼の旅を可能にした「交通」の条件
  • 3 巡礼紀行文(リフラ)の発達
  • 4 旅人が投射した視線

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