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ワーグナー

マルティン・ゲック著 ; 岩井智子, 岩井方男, 北川千香子訳

岩波書店, 2013.12-2014.2

Other Title

Wagner : Biographie

Title Transcription

ワーグナー

Available at  / 112 libraries

Note

原著 (München : Siedler, 2012) の全訳

引用文献一覧: 上巻末p9-19, 下巻末p21-44

Description and Table of Contents

Volume

上 ISBN 9784000259385

Description

その巨大な芸術的・思想的影響とは?大作曲家リヒャルト・ワーグナーを読み解く。

Table of Contents

  • 第1章 演劇的な原場面—『ロイバルト』から“妖精”へ
  • 第2章 「グランド・オペラ」への誘惑—“恋愛禁制”と“リエンツィ”
  • 第3章 「強い衝撃」と「激しい転換」—“さまよえるオランダ人”
  • 第4章 不安と孤独に対抗する儀式—“タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦”
  • 第5章 不幸な結末を迎えるメルヘンの時間—“ローエングリン”
  • 第6章 革命的演劇の計画—『アキレウス』と『ナザレのイエス』『ジークフリートの死』『鍛冶屋ヴィーラント』
  • 第7章 「我らは真実により破滅しないために芸術を所有する」—一九世紀の神話としての“ニーベルングの指環”
  • 第8章 「私の音楽作りは魔術だ。無感動で落ち着いた状態では私はまったく作曲できないからだ」—“指環”の技法—“ラインの黄金”から眺めると
Volume

下 ISBN 9784000259392

Description

大作曲家リヒャルト・ワーグナーを読み解く。未来を志向した「総合芸術」とは?

Table of Contents

  • 第9章 「ヴォータンは私たちに瓜二つ。彼は現代の知性の総和だ」
  • 第10章 「神秘の奈落から個人の幸福へ」
  • 第11章 「華麗で、内容を詰め込みすぎて重くなった末期的な芸術作品」
  • 第12章 「栄華を信じ続ける者は、ひたすら終焉へと急ぐ」
  • 第13章 「減七和音は無理だったということが、後でわかるだろう」
  • 第14章 ワーグナー—近代の探索犬

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