アジアを救った近代日本史講義 : 戦前のグローバリズムと拓殖大学
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アジアを救った近代日本史講義 : 戦前のグローバリズムと拓殖大学
(PHP新書, 903)
PHP研究所, 2013.12
- タイトル読み
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アジア オ スクッタ キンダイ ニホンシ コウギ : センゼン ノ グローバリズム ト タクショク ダイガク
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内容説明・目次
内容説明
反省と批判の言葉に溢れたわが国の近代史。だが著者はいう。国家の歴史を肯定的に受けとめずして、充実した人生を送ることはできない—。明治維新から異例の速度で近代主権国家の枠組みをつくりあげ、台湾・韓国の発展に尽力し、大陸の泥沼に嵌って敗戦へと至った日本。しかしアジアの解放を信じ、世界に雄飛した人々の信念は心を揺さぶってやまない。そうした「戦前のグローバリズム」を体現する拓殖大学の草創期を担った桂太郎、後藤新平、そして新渡戸稲造。稀代の人物たちの思想と行動を読み解きながら、日本人としての自信と誇りを呼び覚ます迫真の学び直し講義録。
目次
- 歴史を学ぶことの意味(自我形成と自己確立への旅立ち;個人は国家を選択することはできない)
- 中国の国際秩序観念—日本の挑戦
- 拓殖大学の淵源としての台湾協会学校
- 生死の中の日本—日露戦争
- なぜ「韓国併合」だったか
- 韓国統治の中の拓殖大学
- 日本の大国化・列強の猜疑
- 「四分五裂」中国への日本の関与
- 大正時代の拓殖大学—「植民学」の時代
- 「興亜」の時代
- 大陸の泥沼に足をとられる日本
- 暗雲の時代の中の拓殖大学
- 第二次大戦敗北—亡国からの再生
- 敗戦後の日本と拓殖大学
「BOOKデータベース」 より