日本経済の故郷を歩く
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書誌事項
日本経済の故郷を歩く
(中公文庫, [ふ-45-1],
中央公論新社, 2013.12
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ニホン ケイザイ ノ フルサト オ アルク
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注記
2000年刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
主要参考文献: 下 p269-276
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784122058811
内容説明
日本の経済を支えてきたのは、幾世代にもわたって築き上げられた勤勉の精神、合理的な考え方、教育水準の高さといった、国民の特質であった。歴史上の人物の足跡を辿り、これら「民族遺産」を鮮やかに蘇らせた旅の記録。上巻には蓮如、利休、信長、秀吉、家康、光悦、熊沢蕃山、宮崎安貞らが登場。歴史ファンの期待にも応えよう。
目次
- 越前 吉崎—蓮如と本願寺教団
- 泉州 堺—町衆と苛烈な利休
- 湖国 安土—合理主義の権化信長
- 備中 高松—神なき後の天下人
- 肥前 名護屋—見限られた秀吉
- 洛北 鷹ヶ峰—本阿弥家の知恵
- 三河 松平郷—徳川戦士の体臭
- 丹後 田辺—細川幽斎不倒の眼力
- 美濃 関ヶ原—江戸期のG7体制
- 石見 大森—銀山接収の早ワザ〔ほか〕
- 巻冊次
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下 ISBN 9784122058828
内容説明
たがの外れたような混迷の中で、われわれは歴史に学び、自らが形成されてきたプロセスを辿り直す必要がある。本書は、父祖たちの築いた「民族遺産」を丹念に検証し、現代人に貴重な指針を与えてくれるものである。経済の歴史から、豊かな日本の姿が見えてくる。下巻では徂徠、梅岩、鷹山、山片蟠桃、横井小楠、坂本竜馬らを紹介。
目次
- 大坂 堂島—商人の手本、堂島米商人
- 上総 本納—徂徠絶対王政の夢
- 丹波 東懸—石田梅岩、商人の道を主張
- 信州 高遠—太宰春台に見る重商主義の萌芽
- 摂津 鴻池—鴻池の「商人心」と「孝心」
- 尾張 八事—徳川宗春の「しまり」と「ゆるみ」
- 陸奥 八戸—安藤昌益が考える「自然直耕」の世
- 東羽角館—「紅毛の画や至れるかな」
- 遠州 相良—出世頭田沼意次の積極政策
- 羽州 米沢—上杉鷹山、改革時リーダーの資質〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より