アインシュタインのパラドックス : EPR問題とベルの定理

書誌事項

アインシュタインのパラドックス : EPR問題とベルの定理

アンドリュー・ウィテイカー [著] ; 和田純夫訳

岩波書店, 2014.1

タイトル別名

The new quantum age : from Bell's theorem to quantum computation and teleportation

タイトル読み

アインシュタイン ノ パラドックス : EPR モンダイ ト ベル ノ テイリ

注記

原著(Oxford : Oxford University Press, 2011)の翻訳

索引: 巻末p1-3

参考文献: 巻末p5-15

内容説明・目次

内容説明

アインシュタインは量子論が不完全なものと考え、それを示すべく執筆した論文においてEPR問題を提起した。しかし、皮肉にも彼の支持者だったベルが証明した定理により、アインシュタインの説は否定され、論文は忘れ去られた。ところが量子情報理論の発展でEPR問題は息を吹き返す!量子論の発展に尽くした人々の論争と、その物理学的な意味をも詳しく描く好著。

目次

  • 第一期の量子論と新時代の量子論
  • 第1部 第一期の量子論(量子論—発想の基本;量子論と離散性;シュレーディンガー方程式;重ね合わせ;さらに複雑な問題;量子論の正統的解釈と非正統的解釈)
  • 第2部 量子論の基礎をめぐって(エンタングルメント;ジョン・ベルの功績;実験哲学—最初の十年;アラン・アスペ—情報伝達の排除;ベルの不等式に関する最近の発展;不等号なしのベルの定理;新時代;ベルの最後の思い)
  • 第3部 量子情報理論入門(知識、情報、そして量子情報について少し;量子計算;量子コンピューターの構築;量子情報理論のその他の応用)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB1457762X
  • ISBN
    • 9784000050128
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    x, 288, 15p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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