恐怖の君臨 : 疫病・テロ・畸形のアメリカ映画

書誌事項

恐怖の君臨 : 疫病・テロ・畸形のアメリカ映画

西山智則著

森話社, 2013.12

タイトル別名

恐怖の君臨 : 疫病テロ畸形のアメリカ映画

タイトル読み

キョウフ ノ クンリン : エキビョウ・テロ・キケイ ノ アメリカ エイガ

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内容説明・目次

内容説明

テロや感染の恐怖、侵略行為の隠蔽、9.11によるトラウマなど、アメリカの抱える問題は、ときに殺人鬼として、ときにエイリアンとして、ときにゾンビとして、スクリーンのなかで何度も甦る。神話のない国がつくりだした映画という神話を読み解き、アメリカが恐怖する、その深淵をのぞきこむ。

目次

  • 恐怖の二一世紀—ポー・映像の詩学・テロリズム
  • 疫病(S/Mars Attacks—疫病感染の政治学1;エイズ感染の物語に感染しないために—疫病感染の政治学2;フィルムの帝国と物語の暴力—ゾンビ・家・他者恐怖)
  • テロ(エドガー・アラン・ポーのエイプたち—「モルグ街の殺人」・『キング・コング』・視線の帝国主義;殺人鬼の帝国—ハリウッド的想像力の罪と罰;トラウマの政治学—いかに体験をもの「語/騙る」のか)
  • 畸形(Mのゆくえ—マイケル・ジャクソンと身体のユートピア;奴隷とご主人様の詩学—サド・マゾ的想像力のゆくえ;異星人/異性人たちの戦場—SF・身体・フェミニズム)

「BOOKデータベース」 より

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