自治体再建 : 原発避難と「移動する村」
著者
書誌事項
自治体再建 : 原発避難と「移動する村」
(ちくま新書, 1059)
筑摩書房, 2014.2
- タイトル別名
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自治体再建 : 原発避難と移動する村
- タイトル読み
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ジチタイ サイケン : ゲンパツ ヒナン ト 「イドウ スル ムラ」
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注記
本書のもとになった論文など: p235-236
内容説明・目次
内容説明
江戸時代、干ばつなど自然災害を被った村は集団で移住することがあった。原発災害による自治体丸ごと避難は、現代に「移動する村」=「バーチャル自治体」を出現させている。ここにこそ自治体の原像がある。原発災害に直面した自治体の動きを徹底検証し、多重市民権の保障という新たな自治体像を提起。さらに「帰りたいけど帰らない」避難民の揺れ動く心情に寄り添いながら、緊急課題となっている住まいの再建方策と、「超長期避難」の制度化を提唱する、ポスト3・11の地方自治論。
目次
- プロローグ 自治体とは何か、住民とは何か
- 第1章 「移動する村」の出現
- 第2章 原発避難自治体はどのように行動したか
- 第3章 「空間なき市町村」の歩み
- 第4章 「仮の町」に込められた意味
- 第5章 「帰還」でも「移住」でもない第三の道
- 第6章 多重市民権を保障する自治体へ
- エピローグ 国家は僕らを守らない
「BOOKデータベース」 より