能、ドラマが立ち現れるとき
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書誌事項
能、ドラマが立ち現れるとき
(角川選書, 535)
KADOKAWA, 2014.1
- タイトル別名
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能ドラマが立ち現れるとき
- タイトル読み
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ノウ ドラマ ガ タチアラワレル トキ
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内容説明・目次
内容説明
室町以前の「文学」を解体・再構築し、世阿弥によって身体芸の総合芸術へと変革をとげた能。「井筒」「姨捨」「松風」「大原御幸」など、今に伝わる代表的な作品の舞台現場から、能という装置と身体によって立ち現れる見えざるものを凝視し、その震えるような感動を軸として逸脱のテキスト論を展開。観世寿夫、宝生閑、観世清和、友枝昭世らの身体芸術の粋をあますところなく開示し、複層的な能の見方を提示する白熱の能楽講義。
目次
- 井筒—象徴と幻像
- 融—スキャンダルの向こう
- 清経—歴史のなかの女の声
- 朝長—「花鳥風月」のかなたに
- 姨捨—老女物というジャンル
- 鵺—歓待の精神
- 松風—二人で狂う
- 大原御幸—歴史への反ドラマ
- 定家—突き抜けるゴシック・ロマン
- 砧—夢幻能からの逸脱
「BOOKデータベース」 より