植民地インドのナショナリズムとイギリス帝国観 : ガーンディー以前の自治構想
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植民地インドのナショナリズムとイギリス帝国観 : ガーンディー以前の自治構想
(Minerva人文・社会科学叢書, 193)
ミネルヴァ書房, 2014.2
- タイトル読み
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ショクミンチ インド ノ ナショナリズム ト イギリス テイコクカン : ガーンディー イゼン ノ ジチ コウソウ
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注記
参考文献: 巻末p14-32
内容説明・目次
内容説明
19世紀末から第一次世界大戦まで、ナショナリズム運動を主導してきた「初期会議派」の穏健派指導者たち。ラーナデーやゴーカレーをはじめとする彼らの自治構想を分析することで、植民地インドのイギリス帝国観を明らかにし、パクス・ブリタニカ期インドのナショナリズムの特質を解明する。ガーンディー登場以前の英印関係と秩序構想を、政治・経済・宗教などの諸側面から明らかにする一冊。
目次
- 序章 インド初期会議派研究の視座
- 第1章 イギリス帝国とインドの植民地化—ダハルウジとダリープ・シン
- 第2章 一九世紀のインド経済とパクス・ブリタニカ
- 第3章 ラーナデーの経済思想と国富流出論
- 第4章 ラーナデーの社会‐宗教改革思想と国家観
- 第5章 ラーナデーの政治思想と重層的な連邦制帝国秩序
- 第6章 パクス・ブリタニカの終焉と植民地インドの反英運動
- 第7章 ゴーカレーの地方自治制度構想と宗教対立
- 終章 インド政治における分散と統合
「BOOKデータベース」 より