宇宙論と神
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宇宙論と神
(集英社新書, 0724G)
集英社, 2014.2
- タイトル読み
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ウチュウロン ト カミ
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注記
参考文献: p214-215
内容説明・目次
内容説明
古来、宇宙とは人々が住む村の界隈のことであった。そこで語られる宇宙創成神話が彼らの宇宙観を形成し、やがて太陽や月、惑星などが織り成す秩序立った美しい世界が明らかになると、人間は天と神の存在を結びつけていく。そして望遠鏡の発明を機に、人々が認識できる宇宙は太陽系を越え、銀河宇宙へと広がっていった。天は幾層にも重なった構造を持つことが分かり、そこに鎮座する神は次々と居場所を変え、容易にその姿をつかませない。本書は、宇宙と神の関わりをひもとき、天文学の歴史の中で科学者たちが積み上げてきた宇宙論の変遷をたどる。
目次
- 宇宙における神の存在
- 神ならざる神—神話の世界
- 神の啓示—中国、日本、インドの宇宙観
- 神に頼らない—古代ギリシャの宇宙観
- 神は複雑—アラビアの宇宙観
- 神の仕掛け—錬金術と自然魔術
- 神の居場所—天と地の交代
- 神の後退—無限宇宙の系譜
- 神を追いつめて—島宇宙という考え
- 神は唯一なのか?多数なのか?—大論争〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より