書誌事項

近世測量絵図のGIS分析 : その地域的展開

平井松午, 安里進, 渡辺誠編

古今書院, 2014.1

タイトル別名

An analysis of early modern Japanese survey maps

近世測量絵図のGIS分析 : その地域的展開

タイトル読み

キンセイ ソクリョウ エズ ノ GIS ブンセキ : ソノ チイキテキ テンカイ

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注記

欧文タイトルは標題紙裏による

引用・参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

近世期における測量絵図の作成法ならびにそのGIS分析に関する17編の論攷を集録した論文集。第1部に収録した8編の論攷ではとくに、藩領全域を対象として測量事業を展開した金沢藩・徳島藩・鳥取藩・熊本藩、それに琉球王国を取り上げて、測量絵図の作成法や測量技術、絵図仕立て法について詳細な検討を加えるとともに、測量絵図の精度についても検証。第2部では、おもには近世城下絵図のGIS分析に関わる6編の論攷のほかに、古地図・絵図のGIS解析法に関わる論攷3編を収録した。

目次

  • 第1部 測量術の地域的展開と近世測量絵図(琉球王国の測量事業と印部石;琉球針図と絵図の精度に関する検証;加賀藩の測量事業と石黒信由;徳島藩の測量事業と実測分間絵図;実測分間絵図の精度に関するGIS検証;熊本藩測量家のネットワーク;文化・文政期の鳥取藩における測量図の精度;「鳥取城下全図」の作製技術について)
  • 第2部 GISを用いた絵図解析の可能性(「金沢町往還筋分間絵図」と「金澤十九枚御絵図」の精度;安政期の鳥取城下絵図にみる侍屋敷地の実像—GIS城下図の比較分析;名古屋城下絵図と周辺村落の展開;名古屋城下町の正方形街区のプランと屋敷割の配置;鶴岡城下絵図の精度に関するGIS分析—到道博物館蔵・延宝6年「鶴ヶ丘城下絵図」を例に;佐賀城下町絵図の歪みと精度;GIS解析時における絵図分析の課題—補正時の誤差;旧版地形図および1/2,500都市計画図の幾何補正と利用;GISを援用した実測図の精度評価法についての一考察)

「BOOKデータベース」 より

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