八月の青い蝶
著者
書誌事項
八月の青い蝶
集英社, 2014.2
- タイトル別名
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The butterfly and the bomb
8月の青い蝶
- タイトル読み
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ハチガツ ノ アオイ チョウ
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注記
主要参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
急性骨髄性白血病で自宅療養することになった亮輔は、中学生のときに被爆していた。大日本帝国陸軍偵察機パイロットのひとり息子であった彼は、当時、広島市内に住んでいたのだ。妻と娘は、亮輔が大事にしている仏壇で、異様に古びた標本箱を発見する。そこには、前翅の一部が欠けた小さな青い蝶がピンでとめられていた。妻も娘も知らなかったが、それは昭和20年8月に突然断ち切られた、切なくも美しい恋物語を記憶する大切な品だった—。第26回小説すばる新人賞受賞作。
「BOOKデータベース」 より