歌よみ人正岡子規 : 病ひに死なじ歌に死ぬとも
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書誌事項
歌よみ人正岡子規 : 病ひに死なじ歌に死ぬとも
(岩波現代全書, 022)
岩波書店, 2014.2
- タイトル別名
-
歌よみ人正岡子規 : 病ひに死なじ歌に死ぬとも
- タイトル読み
-
ウタヨミビト マサオカ シキ : ヤマイ ニ シナジ ウタ ニ シヌトモ
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内容説明・目次
内容説明
「神の我に歌をよめとぞのたまひし病ひに死なじ歌に死ぬとも」。近代俳句の祖として知られる正岡子規は、後にアララギ派へと発展した根岸短歌会を主催し、短歌革新運動にも激しい情熱を注いだ。その短い生涯に、新しい時代の歌および二四〇〇首を残し、近代短歌史に大きな足跡を刻んだ「歌よみ人」としての子規の業績を明らかにする画期的な評伝。
目次
- 序章 竹の里人素描
- 第1章 『七草集』の憂悶—「よからぬ噂」の真相
- 第2章 『はて知らずの記』の中の歌—鮎貝槐園訪問
- 第3章 「歌よみに与ふる書」一件—実朝再評価の目論見
- 第4章 橘曙覧発見—「手段を写実に取りし歌」
- 第5章 「小石川まで」を読む—「歌修行」の散策
- 第6章 「はがきノ歌」とは何か—「マドンナノ耶蘇」
- 第7章 愚庵和尚の存在—「趣味上に悟れぬ坊様」
- 第8章 鉄幹子規不可並称の説—「子規是ならば鉄幹非なり」
- 第9章 根岸短歌会の人々—「結城のたかし吾は忘れず」
- 第10章 『竹乃里歌』の讃—「病ひに死なじ歌に死ぬとも」
「BOOKデータベース」 より