六人いた!写楽 : 歌麿と蔦屋がプロデュースした浮世絵軍団
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書誌事項
六人いた!写楽 : 歌麿と蔦屋がプロデュースした浮世絵軍団
(宝島社新書, 433)
宝島社, 2014.1
- タイトル別名
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六人いた写楽
- タイトル読み
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ロクニン イタ シャラク : ウタマロ ト ツタヤ ガ プロデュース シタ ウキヨエ グンダン
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注記
参考文献: p170-171
内容説明・目次
内容説明
いままで多くの学者たちが写楽の正体について言及してきた。そして、現在の定説は『浮世絵類考』の文献によって、能役者の斎藤十郎兵衛となっている。しかし、本当にそうであろうか。いち能役者が、その非番の期間だけで、あれだけの浮世絵を描くことができるだろうか。この疑問を解決すべく、関西写楽研究会は、写楽の浮世絵から、当時の浮世絵師たちの絵、そして黄表紙などの本を徹底研究。真実の写楽を追いかけた。そして、とうとう写楽は六人いたという結論にたどりつく。さらに、その第一番目の写楽は女だった。蔦屋重三郎が構想し、喜多川歌麿が指導して送り出した女、千代女。彼女が、世界が驚嘆した絵を生み出した写楽だったのだ!
目次
- 第1章 真相究明・5人の写楽たち(写楽と役者絵の系譜;写楽の正体をめぐる諸説 ほか)
- 第2章 「東洲斎写楽」は女性だった!(まえおき—写楽と女性の視点;初代写楽は女性だった! ほか)
- 第3章 徹底解明・6人の写楽たち(「東洲斎写楽」は2人いた;第1期と第2期の写楽作品の再検証 ほか)
- 補遺と補足説明(『浮世絵類考』の暗示;千代女の喜表紙 ほか)
「BOOKデータベース」 より