遺体 : 震災、津波の果てに
著者
書誌事項
遺体 : 震災、津波の果てに
(新潮文庫, 9915,
新潮社, 2014.3
- タイトル別名
-
遺体 : 震災津波の果てに
- タイトル読み
-
イタイ : シンサイ ツナミ ノ ハテ ニ
大学図書館所蔵 件 / 全63件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
2011年10月新潮社刊の文庫化
内容説明・目次
内容説明
あの日、3月11日。三陸の港町釜石は海の底に沈んだ。安置所に運び込まれる多くの遺体。遺された者たちは懸命に身元確認作業にのぞむ。幼い我が子が眼前で津波にのまれた母親。冷たくなった友人…。悲しみの底に引きずり込まれそうになりながらも、犠牲者を家族のもとへ帰したい一心で現実を直視し、死者の尊厳を守り抜く。知られざる震災の真実を描いた渾身のルポルタージュ。
目次
- 第1章 廃校を安置所に(日常が崩れ去って;県警からの呼び出し ほか)
- 第2章 遺体搬送を命じられて(耳を疑う指示;集落が消えていく ほか)
- 第3章 歯という生きた証(歯科所見作業へ;感情を殺して ほか)
- 第4章 土葬か、火葬か(棺を三千基用意する;火葬できぬ遺体 ほか)
「BOOKデータベース」 より